前回ご紹介した猫背改善の3ステップは覚えていますでしょうか？
①骨格を整える ②骨格を維持する筋肉を鍛える ③最終的に動けるようにしていく
今回は3ステップの③動作を鍛えていく方法をご紹介します。
首が痛いお客様の例をあげると、色々な治療やエクササイズをしてもその時はいいけど戻ってしまい中々改善が見られない人がいました。
その人の生活を見ると頷きが多く、この頷く動作が正しくない動きで繰り返される為痛めてしまいます。だからこの動作改善させなければいけません。
今回は、猫背改善なので胸椎と首の動きのトレーニングを行います。
3rdステップ：動作を鍛えていく
キャットバックというエクササイズを行なっていきます。
胸椎と首の動きのトレーニングを行います。
四つ這いのポジションをとり背中を丸めていきます。
しっかり背中が綺麗に丸まっているか確認していましょう。
おへそを覗き込むように頭を中に入れて息をしっかり吐いていきます。
この時に肋骨が締まって腹筋に力が入っていることを感じましょう。
今度は、息を吸いながら天井を向きながら背骨を伸ばします。
腰を反りやすいポジションのため、鎖骨を天井に向けることがポイントです。
鎖骨を天井に持ち上げることにより、胸椎まわりの筋肉にも刺激が入ってきます。
これを繰り返していきます。
胸椎の伸展がうまく出ないと首だけが動くようになり、首の負担につながります。そして、首の後ろにシワができたり、背中のむくみに繋がっていきます。
胸椎の伸展とともに首の動きも出ることが重要になります。
猫背改善エクササイズの動画解説
3rdステップ：動作を鍛えていくまとめ
人間本来の動き（運動連鎖やキネティックチェーン）を無視して動いてしまうと関節に問題が出てきたり筋肉を痛めたり、姿勢不良につながってきます。そのため今回のような運動連鎖を意識したエクササイズを行うことがおすすめです。
患部は被害者ですね。
まさにそうですね。例えば、膝が悪い人は股関節や足首の動きが悪くて、膝が痛くなることが多いです。
結局、首が痛くて首のマッサージをしても良くならないというのは、首だけに原因があるわけではありません。首を悪くしてしまっている動きが原因だから、正しい動きを教育して改善する必要がありますね。
この3つのをステップをしっかり行うことで猫背の改善や首、肩こりの予防につながっていきます。結果、胸の形が綺麗に見えたりくびれも出て、姿勢が綺麗に見えてくるようになります。
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