前回に引き続き、体感トレーニング≒モーターコントロールのエクササイズを行なっていきます。
今回はその中でもソフトコアのトレーニングをご紹介します。
日頃から身体がガチガチに固めてる人が緊張を落として、動きの滑らかさや動きやすさを出していきます。
ソフトコアの評価

四つ這いのポジションをとり、手と手の間、膝と膝の間を拳一つ分にします。
同側の手と足を伸ばして、その後に肘と膝を近づけていきます。
バランスが取れた状態で動かせたらOKです。

あ〜、これか〜(^^;)
僕、これ苦手なんですよ、、、

結構難しいですよね。人口の7%しかできないと言われてたりします。

7%もできる人いないでしょ!!!

だから、できなくても大丈夫です。これが今日やるエクササイズでやりやすくなった感覚があれば大丈夫です。
できない人は、対角線の手と足を動かしてバランスを取っていきましょう!
ソフトコアエクササイズ①
今回は、バードドッグを段階的にトレーニングしていこうと思います。
先程と同様に四つ這いのポジションをとり、手と手の間、膝と膝の間を拳一つ分にします。
対角線の手と足を同時に動かしていきます。
このままだと簡単にできてしまうので、つま先を浮かして行います。身体の支持面(安定性)を減らすと安定の要求度が増してくるので難しくなってきます。
ソフトコアは、反射性のスタビリティ(反射的に身体を安定させること)なので支持基底面が小さく、重心が揺らぐようなトレーニングがおすすめです。

ソフトコアをやる時は、どこの筋肉使ったほうがいいとかはないので色々考えないこと。
倒れないことだけ気をつけていきましょう!
ソフトコアで成功率100%のエクササイズはあまり効果がありません。
できるかできないか、成功率6、7割くらいを目指して限界ギリギリで行いましょう!
ソフトコアエクササイズ②

次は、板の上に四つ這いポジションで歩いていきます。板のことをビームと言ったりします。
板の端っこまで行ったら後ろ向きで戻っていきましょう。
これも気をつけることは一つだけで落ちないように行いましょう。
バリエーションとして距離を長くしたりハードルなどの障害物をおいて行うこともあります。
四つ這いのエクササイズは、重心位置が低いので転んでも怪我しにくい利点があります。
ここで最初に行なった評価をもう一度行い、変化を感じてみましょう!
モーターコントロール(ソフトコアトレーニング)の動画解説
モーターコントロール(ソフトコアトレーニング)のまとめ

四つ這いポジションだと2本の軸になるので安定しやすいです。
ビーム(板)の上で歩いていくことで、身体をより中心で支える能力が鍛えられます。
これを練習していくと評価の時に行なった種目でもブレなくなってきます。
まずは動きを無意識に覚えさせるのがいいので、色々と考えずにバランスを意識していくことが大切です。

コメント