俊敏性を高める横方向の動きについて解説していきます。
横方向のステップはいろいろありますが、代表的な動きが2つあります。
シャッフルとクロスオーバーという動きがあります。
例えば、バスケやサッカー、ラグビーのディフェンスで細かく小さなステップを使うときにシャッフルを使うことが多いです。サッカーとかで大きく前に蹴られて、ディフェンダーが瞬間的に切り返す時に大きく動くのでクロスオーバーを使うことが多いです。
なので今回は、その中でもクロスオーバーの動きにつながるエクササイズを行なっていきます。
クロスオーバーとは
爆発的に方向を変えたい時や遠くに一気に行かなければいけない時に使うことが多いです。
前回、シャッフルという細かい動きをする時に使うステップを解説しましたが、トップの選手はこの2種類のステップを無意識に使い分けています。
なので最終的に無意識に使えるようになることが目標になります。
クロスオーバーの動きに必要なエクササイズ
写真だと左肩にかけて1周巻きます。
進行方向に向かって右側の脚がプッシュする脚になるので、右側にシンアングルを倒していきます。
右足で地面をグーっと押しながら左脚を台に乗せます。
一歩目に起き上がってしまうと力が上に逃げてしまいます。
横方向に行きたい場合できるだけ低い姿勢でプッシュしていきましょう。
そこから2歩目を意識して、2歩目は台の上に立っていきましょう。
止まるのが目的のエクササイズではないので、体勢が向こう側に崩れる分にはOKです。
KEISERで負荷をかけてあげることにより、力を出す方向を理解しやすいです。
負荷をかけていない時に、中々動き方が分からない人などに負荷をかけて認識させることで感覚が良くなってきます。
負荷をかけた後は、負荷を外して再び行うのも大事になってきます。
クロスオーバーの動きに必要なエクササイズの動画解説
俊敏性を高めるトレーニングのまとめ
スポーツ動作において、前に走る、止まる、横方向のステップ、さらに止まってから横の動きや止まってから斜めに動く必要がありますので、まずはステップ動作を覚えることが大事になってきます。
最終的には、全部の動きをつなげてリアクションに合わせて動く必要があります。
ミラードリルなどの対人で行う種目もやるとさらに実践に近い形で鍛えることができます。
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