今回は、止まる動作とそのエクササイズについてご紹介します。
前回までは、前に進むことを中心にやってきましたが、スポーツは止まる動作も同じくらい重要です。
怪我が起きる局面は減速してステップをきる時や止まる時に起きることが多いです。

僕、バスケやってて、止まれないからこれ以上スピード出せないというふうに感じることがあります。

コートが狭いのでなかなかトップスピードになってもすぐブレーキをかけなければいけません。
早く走れば走るほどブレーキしづらくなりますので今回みたいなブレーキ動作を練習する必要がありますね。
止まる動作の正しい姿勢とは
“やはり大事なのはシンアングルです”

止まる時に多いのは、脚は出てますが身体が立っている。
これだと膝が遊んでしまい膝の怪我に繋がりやすいです。

止まる時は、シンアングル(脛の角度)後方+股関節でショックを吸収します。
そうすることで臀筋やハムストリングスが働いてブレーキをかけてくれます。
膝は固定して股関節でショックを吸収させられるポジションが正しい姿勢になります。
スクワットやヒンジの動きが大事になってきます。
スポーツ動作はスピードがあるため、ある程度のスピードをコントロールしなければいけないのでドロップスクワットを行います。
ドロップスクワット
手を上に挙げて、思いっきり振り下ろします。
その時に脚を踏み直してビタッと止まります。
この時の姿勢がハムストリングスや臀筋にショックを吸収してもらうポジションになります。
足裏全体で床をとらえます。
慣れてきたらジャンプして止まっていきましょう。

次は、振り下ろした時に片足で止まります。
スポーツ動作のほとんどの局面で片足動作が多いので、片足の練習も必須になります。
これも慣れてきたらジャンプして止まっていきましょう。
止まるときは股関節でショックを吸収する動画解説
止まる動作のまとめ
ブレーキ動作の最初の段階は、その場で行うドロップスクワットがおすすめです。
全力でやる種目なので結構筋肉への負荷も大きいです。
数をたくさん行うよりも一回一回を集中するのが大事になります。
また、膝の怪我の後のリハビリにも有効なので怪我が再び起こらないようにすることも大切です。

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