コンディショニング

腰痛改善には呼吸法が重要だった!?

腰痛改善のシリーズを4回ほど解説していきました。

腰痛の原因、自分の身体の見方、関節の特性、エクササイズをやってきました。

今回は、腰痛改善にもなる大事な呼吸のやり方について解説していきます。

腰痛改善になぜ呼吸が大事なのか?

呼吸は皆さん、普段から意識しないと思いますがとても重要になります。

ただ吸って吐いてだけではなく、どこにどういうふうに息が入っていくかが大事になってきます。

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坂田幸範

小見山さん、1日どれぐらいの回数呼吸するか知ってますか?

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小見山純一

僕もよくお客さんに話したりするので知ってますよ。

大体20,000回ほど呼吸を行なっています。

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坂田幸範

そうですね。諸説ありますが、18,000回〜22,000回の呼吸をしていると言われています。

人間の動作の中で1番多く、これが乱れてしまうとさまざまな不調に繋がっていきます。

例えば、肩を使って呼吸をする人が多いですが、それを20,000回繰り返すと肩がパンパンになり肩こりの原因になります。

腰を使って呼吸をする人も多いですが、腰の筋肉が緊張してしまい腰痛の原因にも繋がります。

朝起きたら腰が痛い経験はありますか?

これも呼吸が原因の可能性も考えられます。

寝た時に、腰に手のひらが入るぐらいのスペースがある状態で寝てしまうと、腰が反った状態で呼吸する事になるので背中の筋肉がパンパンに張ってきます。

もちろん他にも原因はありますが、呼吸が原因になってる場合もあります。

正しい呼吸法

呼吸で1番大事になってる筋肉が横隔膜になります。

横隔膜が適切に働く場合は、吸うと横隔膜が下がり、吐くと上がります。

ウエストを細く見せるために、お腹を引っ込ませながら呼吸したりするドローインという方法があります。

その呼吸が必要な人もいますが、腰痛の人には向かない呼吸法になります。

ペットボトルを体幹に例えると凄く分かりやすいです。

しっかり横隔膜が働くとお腹が膨らみ、ペットボトルがパンパンの状態になります。

そうするとペットボトルは外からの負荷に対して潰れづらくなります。(体幹が安定します)

逆に横隔膜が働かず、胸が膨らむような呼吸をするとお腹の部分が潰れるので、ペットボトルが外からの負荷に対して弱いので潰れてしまいます。

この時にうまく体幹を支えることができずに腰痛が起きたりします。

横隔膜を使った呼吸エクササイズ

仰向けになると背中のところが浮きやすくなってしまうので、腰の下にタオルを敷いていきます。

まずは、何も考えずに深呼吸をします。

この時に自分(お客さん)の呼吸で、胸が膨らんでいるのかお腹が膨らんでいるのかを確認します。

ほとんどの人は、お腹が膨らまず胸に空気が入るパターンが多いです。

そのまま放っておくと腰痛の原因になるので、横隔膜が働くようにお腹を膨らませる呼吸を意識していきましょう。

タオルを横に引っ張ってきます。

タオルが抜けないようにすると、腹筋に刺激が入るのでこの状態で呼吸をしていきます。

そうすると背骨が床に密着して支点がができるので、横隔膜が働きやすい状態になります。

吐く時にお腹の収縮感、吸うときにお腹が膨らむのを感じていきます。

最初は、しっかり吸ってしっかり吐くことを意識しましょう。

慣れてきたら吐く時間を長くしていきます。

腰痛改善に役立つ呼吸法の動画解説

腰痛改善に役立つ呼吸法のまとめ

腰痛に限らず、正しい呼吸を習得するのは何においても大事になります。

人間が生まれて最初にする動作は呼吸ですから、これが乱れてしまうと代償しながら動いてしまうことになるので身体の不調に繋がっていきます。

あばらが浮いてくるのも呼吸のエラーパターンになります。

ウエストのくびれ作りにも呼吸は関係しており、特に息を吐くことが大事になってきます。

腰痛改善のトレーニングが受けられるパーソナルジム・整体院

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